俺の2013年夏休み日記はまだ続きます。まだだ!まだ終わらんよ!!!
今日はしゃれおつモードでお送りしまーす☆ミ
これは、始まったばかりの個展ですね。
お盆休み明けのところでちょうど都合がついたので、ヲタつながりのお友達と行ってきました。
青山さんは現時点では、一般的には 指原さんのフォトブック が有名なのではないかと思います。
9月には ジャケ写を撮ったHKT のCDもリリースされるらしいので、今後はこれが代表作になるのかな。
私は、1年くらい前かな? Twitterで流れてきた青山さんの個展のお知らせツイートで添えられていた、スクールガールコンプレックスの写真を見て、一気に魂を抜かれました。
ただ、その個展は自宅の近くでの開催だったにも関わらず、都合がつかずに行けずじまい…。
そんなわけで、一度、個展を見たいひとリストにラインナップしていたのです。
(スクールガールコンプレックスの写真については、 このまとめ が良いかんじでした。)
そんな念願だった青山さんの個展。
会場は「CSデザインセンター」というところ。
『CSってなんだろう?』と思ったら、カッティングシートのことのようです。
どうやらこのCSデザインセンターで「Photo cube」という商品を出しているらしく、この商品と青山さんの写真がコラボしているような展示になっていました。
この展示、すごく良かったです。
Photo cube を使って見せているのが本当に良かった。
様々な角度から見る、フェチな視点から切り取った女子高生の身体やしぐさがたまらない。それが他の面に映り込んでいるのがまた倒錯的というか。でも、アクリル?ガラス?の透明感があるから、瑞々しさも有り。
写真自体もすごくいい。綺麗すぎないんですよね。太ももの産毛とか、腕のできものとかも写ってる。その生々しさも私は好きだと思いました。
Photo cube だけでなく、展示スペースを仕切る磨りガラスや、窓にも作品は展示されています。
これはCSデザインセンターの技術を使ってプリントとかしたのかな?
技術力をアピールする意味もある展示にしたかったなら、大成功だと思いました。
演出としてものすごく良い効果を出している展示のしかたでした。
ちなみに、窓に展示されていたのは「ソラリーマン」というシリーズのようです。
シリーズ名の通り、サラリーマンが宙に浮いているという。
写真だけで見たらナシって思ったかもしれませんが、photo cube や窓での展示で見ると『いいなぁ…』と思いました。
演出って大事!
パンフは会場でゲトりました。
個展名の「気配」のフォントがとても好きです。儚いような、脆いような、でもしっかりしてるようなこの形と色味。
影も含めて作品を映している写真も素敵。
興味がある方はぜひぜひ!
- 青山裕企「気配」
↑ このインフォメーションのところにも書いてありますけども、これは『体感する』個展だと思います。
『五感演出』を担当している方々( SORA Synesthetic Design Studio )もいますしね。
つまり、写真だけを見ても、この個展の良さを3割すらもわからないってことだよ。
最後に、パンフの引用。
気配を感じた。
それは一瞬の記憶に閉じ込められ、時はまた静かに過ぎて行く。
思う瞬間があり、観た瞬間があった。
出会った瞬間にすべては一瞬にして記憶へと移り変わる。
そして気配だけを残し、遠い過去へと消えて行く。
青山裕企の写真世界から空間へと静かに広がる「気配」を、
五感全体で感じていただく企画展です。