あぁちゃん推しの私が、あぁちゃんの抜けた東京女子流を見てきた

このブログを数年単位で遡ると分かっていただけるかと思うんですが。
Faint Starに出会う前の私にとって………いや、Faint Starと出会って以降も、東京女子流の小西彩乃さん(あぁちゃん)が、私にとってのミューズでした。
当時の私の気持ち悪さについては、このあたり を筆頭に、過去に散々垂れ流しているので、興味のある方はご覧ください。

そんなに好きだったあぁちゃんが、昨年末(2015年末)をもって女子流を脱退&芸能界からも引退をしてしまって、はや1年弱。
ぶっちゃけ、東京女子流のパフォーマンスを見ることはもうないと思っていました。
あぁちゃんのいないパフォーマンスに、じぶんが満足できる気がしなかったから。
CDのリリースだとかは気にはしていたけどね。積極的に積むことは無くなってたよね。

新旧推し対決状態

そんな中、さらりと発表されたこのイベント。

https://twitter.com/faintstar_Tokyo/status/800169563509792768

そう……… Faint Starと東京女子流が同じステージに立つ(正確には別のライブハウスですけど、建物はいっしょだから…)イベントが開催されてしまったのです。
出演者が発表されたとき、『絶対に行く…!』と決意はしたものの、もやもやっとした気持ちが残りました。
元彼が来るのを知っていて、今彼とフェスに行く気分…みたいな。
そんな経験ないけど。…うん、いろいろ察して。

11月20日の記憶の9割が東京女子流

結論を言ってしまえば、このイベントに行きまして、その結果、この日の記憶はほぼ東京女子流です。
「Faint Star」のステージもさすがの安定感だったし(しかもYURIAちゃんには誕生日プレゼントも渡せたし)、初めてソロで見た「脇田もなり」さんも良かったし、「西恵利香」さんは相変わらずの歌唱力で、「新しい学校のリーダーズ」は『すごいもの見ちゃった!!!』って興奮しました。
でも、やっぱり『東京女子流…!』っていう一言に尽きてしまった。
『なんで私、あぁちゃんが抜けた後も、この子たちを見ていなかったんだろう』って思わされてしまったのです。
恥ずかしいことを言うと、『この子たちのここまでの成長を見守りたかった』。

東京女子流といえば『アーティスト宣言』

あぁちゃんの東京女子流での最後の1年となった2015年。
この年頭に、東京女子流は『アーティスト宣言』をしてアイドルヲタク界隈に波紋を起こします。(センターの新井ひとみちゃんが LoGiRLでこのあたりを話している ので、気になった方はリンク先を読んでください)
楽曲の良さで東京女子流にハマった私は、この『アーティスト宣言』にそこまで否定的ではなかったものの『アイドル要素を切り捨てて、この子たちはやっていけるのかな?』と懐疑的にはなっていました。
歌唱の要だったあぁちゃんが年末に抜けたことで、その気持ちはより強くなり、冒頭で書いた通り『あぁちゃんのいないパフォーマンスに、じぶんが満足できる気がしない』から、東京女子流を見ようとは思えなかったわけです。

4人の東京女子流を見ている間、ずっと泣きそうな気持ち

そんな私が、4人の東京女子流を見て、何を感じたか。
ステージが始まって1分も経たないうちに、泣きそうになってしまったのです。じぶんが見ていない間、この4人がどんだけ努力したのかを思って、鼻がつーんとなってきたのです。
それくらい、パフォーマンスで『アーティスト宣言』に説得力をもたせていました。
数分前まで『あぁちゃんがいない東京女子流にじぶんが満足できる気がしない』と思っていたのに、それが180度変わってしまって、むしろ、『ここまでクオリティの上がってしまった東京女子流だと、あぁちゃんは戻る場所がないな…』とすら感じました。ごめんなさい。でもこれが正直な気持ち。

あと、4人の努力…という要素の他にもうひとつ。
『楽曲がメンバーに追いついた』かな、と。
もともと、『メンバーが成長してからも歌えるものを』というコンセプトで作られていた、東京女子流の楽曲群。
最年長の山邊さん20歳、最年少の新井さん18歳…というこのタイミングで、「Limited Addiction」や「Liar」が歌詞だけでなく、振りもハマるようになったな、良い意味の色気が出てきたな、と感じました。

リリース当時は、ミドルティーンゆえに生々しさを感じさせない、そのミスマッチ感が面白かったっていうのはあるんですけど。
声も含めて年齢相応になった今のほうが、楽曲派のひとたちには響くはず。

東京女子流を見るなら、今

そろそろ2000字になるのでざっくりまとめますけど、

4人の東京女子流すごい!

これに尽きるんです!!!
雑なまとめかたでごめんね!!!

初期の松井寛ワークが見合う年齢になっている、っていうのが最推しポイントです。

いまの4人体制でも、あぁちゃん推しのじぶんを納得させてくれるほどに…いや、納得どころか期待値をはるかに上回ってしまうくらいに、素晴らしいステージングを見せてくれます。
ちょっとネガティブ情報を入れると、前ほどには現場も混雑していないのかな?と思うし、よっしゃいってるような若いヲタさんもいなかったと思うし、そういう意味でも足を運びやすいのかなーと思いました。

自分のドルヲタとしての歴史に東京女子流が含まれているひとは、今こそ、改めて見て欲しいと思った次第です。

そんなわけで、東京女子流さんのスケジュールページへのリンクを置いておきますね。
http://tokyogirlsstyle.jp/live/

4人の東京女子流があまりにも良かったので、女子流漬けのエントリとなってしまいましたが、KUJIRAのイベントは他の演者もとても良かったので、気力があったら別エントリ上げます。
「新しい学校のリーダーズ」さんは衝撃だったから、備忘録的なエントリを上げておきたいのです。(上げるとは言っていない)