貴様、いつまでファーストピアスでいるつもりだ問題

エントリタイトルはケンカを売っているわけではありません。
ただこれをネタにしてみたかっただけなんです!!!
この本、未読だけどな!

セカンドピアスの話です

そんなわけで。
前回 は、魑魅魍魎との戦いを経て(???)ピアスホールをあけるまでのことを語りました。
今回はセカンドピアスに移行するまでと、現在の話。

ファーストピアス、いつまでつける?

病院で丁寧な説明とともにピアスホールをあけた私。
その際、『毎日1回程度の消毒をして、6週間経過したらファーストピアスを外してもOK』という旨の説明を受けました。
そして、ピアスホールをあけた当初は、『よっしゃー!6週間経過したら次のピアスにするぞー!かわいいのするぞー!』と鼻息が荒かったわけです。
でも、ふと『他のひとたちって、どれくらいでファーストピアスをはずしてるんだろう?』と疑問を感じてぐぐったりなどして、そうしたら即座にいろいろな意見を見つけたりして、そういうのを読んでいるうちに不安になったよね…。
疑問が即座に解決するけど、同時に不安が生まれたりする。これってぐぐるという行為が当たり前になった現代のネット社会の光と闇ですよね。(とか適当なことを言ってみる)

ちなみにぐぐった結果では、私の『6週間』というのは短いほうだということをなんとなく感じました。
そしてさらに、年齢によってピアスホール完成までに時間がかかるっぽい ことも、分かったりしました…。

結果として私は 10週間、ファーストピアスをつけていました。
理由などは後述しますが、今となってはもう少し長くても良かったかなーとすら思います。

『セカンドピアス』とは…???

ファーストピアスの装着期間をぐぐっていた時に初めて目にしたのが『セカンドピアス』という言葉。
これは何かというと、まぁ、言葉そのままなんですけど、ファーストピアスを外してからつけるピアスのことです。
ファーストピアスはだいたい2〜3ヵ月ではずしていいものっぽいんですが、その時点ではピアスホールは『安定』はしていても『完成』はしていない とのこと。
そんなわけで『完成』するまでの間につけっぱなしにできる、刺激を与えないような、そんでもってファーストピアスよりはちょっと遊びがあるようなピアスをつける必要があり、そのピアスが『セカンドピアス』というものだとのことでした。

要するに『つなぎ』でしょ、と思って最初は適当に安いものを見繕おうとした私ですが、ここで最初の決意『(アラフォーなんだし)失敗したくない』を思い出しました。
そして、高いものすべてがいいわけじゃないけど、ある程度は自分が納得できて、ピアスホールの完成までを共にできるようなセカンドピアスを買おう…と思ったのでした。

私のセカンドピアスはここ

いろいろ悩んだ結果、最終的にふたつに絞ります。
ひとつは某市場のアクセサリーショップで、5000円弱で素材は18K(だったと思う)のスター型のもの。
スター型という部分でお気づきの方もいるかもしれませんが、これは完全にFaint⋆Starを意識していましたね。
現場でYURIAちゃん(私の推しの女子です)に『ほら〜星のピアスつけたんだよ〜〜〜』っていう会話がしたいだけだった、っていう。ただそれだけの理由だけど、自分には大きかった のです。まぁ、つくりも良さそうでしたし。

そしてもうひとつが、なでしこスタイル というところのもの。
ここは大半のアイテム(フック型以外)がセカンドピアスに適しているようで選択肢が多かったことに加えて、購入するアイテムによってはセカンドピアスの入門書的なものをもらえるっぽかったのが、自分の中でかなり魅力でした。
…で、結局はここで注文。
購入したのは キュービックジルコニアのルビー でした。本当は寒色系が好みに近いんですけど、これから寒くなるし…って考えると、黒やグレーの洋服に映えそうなしっかりした赤色のものがいいかな…と。

ちなみに、この最終候補の2店舗の間でかなり悩んでいました。
『ファーストピアスは10週間ではずした』と書きましたが、そのいちばん大きな理由っていうのが『セカンドピアスが決まらなかった』っていうことだったので…はい…。

なでしこスタイルさんは、注文の翌々日くらいには受け取れていたような記憶があります。
セカンドピアスの入門ガイドも意外と読み応えがあったし、ピアスのケースには大人の落ち着きがあったし、(まだ使う機会はないけど)ピアスキャッチをなくした時のためのシリコンキャッチがオマケでついてくる、という配慮も好感度高かったです。

ファーストピアスをはずす

ピアスホールをあけてからちょうど10週間後。
ビビりながらファーストピアスをはずしました。
なぜビビっていたのかというと、『はずすときに出血した』『自力でははずれなくて病院ではずしてもらった』などの体験談を目にしてしまっていたからです…。
幸運にも、ピアスキャッチをちょっとまわすようにしながらはずしたら、一人でさくっとはずすことができました。
特に痛みもなし。
鏡を見ながらどきどきでセカンドピアスを通してみると、あっさりと装着。拍子抜け。

以降、2ヵ月ほどの間に2度ほどセカンドピアスの装着し直しをしたり、1度、完全にファッションピアスといえるようなものに付けかえて1日を過ごしてみたりなどしましたが、ピアスホールのトラブルは特に感じていません。
ピアスホールにすーっとピアスをはめられる感覚はあるものの、まぁまだ『完成』はしていないんだろうな、フックタイプは来年かな…なんて思ったりしているところです。

自分語りしちゃうよっ><><

たしか高校1年くらいの時だったと思うんですけども。
自分の容姿につくづく失望したというか、『どうしようもないな!』と思ったことがあって、メイクとかしてたんですよ。ナチュラルメイクに見える厚めのメイク。たとえるなら モーニング娘。の小田さくらちゃん みたいな。
まぁそれはそこそこ成功していたんですけど、問題は通っていた学校がメイク厳禁だったこと。
苦労して集めたツールやアイテムたちは、ある日の抜き打ち検査時にボッシュートされ、家に連絡され(厳しい学校だったのです…)私の顔面自力改造計画は母親に知れることとなりました。

この母親ってのが、子どもにはさほど興味がない(彼女の興味の矛先はカネとパチスロでした)ひとで、でも、世間体なんかも気にしたりしちゃって、だから子どもには『優等生』を求めるひとだったのです。
当然、メイクなんかしちゃう高校生は、母親の脳内での優等生像にはほど遠く、私はこっぴどく叱られました。
そして、この出来事によって、自分の見た目をどうにかしようとすることが『悪である』と考えるようになってしまった わけです。

この呪縛はけっこう長いこと解けなくて、だから、一人暮らしを始めるまではスーパーウルトラ冴えない容姿のままで生きていました。
一人暮らしを始めて、重圧がほぼなくなったことで『もしかして、自分の容姿をどうにかするのって悪いことじゃないんじゃない…?』と気づくようになり、そこから私の自分磨き的なものがやっとスタートしたりするわけです。

…で。
ピアスっていうのは、自分にとっての最後の砦になっていたなー、なんてことを、ピアスホールをあけた今、思うのです。
母親には苦労させられたし、ぶっちゃけると嫌いだし……それなのに無意識下ではたぶん高校時代の私が『容姿をどうにかしようとする悪い私』ってのを必死におさえつけようとしてて、そのせいでピアスホールをあけるっていうことを、36歳まで実行できなかったのかなー…なんて考えたりするのです。
考えすぎですかね。

考えすぎだとしても、ピアスホールをあけたことで『ピアスをつけられるようになった』っていう以上のものを得られた気がしています。
あと、『30半ばまで生きてきても、まだまだやったことがないこと、初めてのことっていっぱいあるんだろうなー』なんて今更思ったりもして。
あらためて、人生楽しくなってきたりもしてるよね。今ね。

ファーストピアスの話からちょっとダウナーなかんじの展開になりましたが、まぁとにかく私(のピアスホール)は今も元気にやっています。
これから寒くなってタートルを着るようになると、耳元に大ぶりアクセをするのが映えるんじゃないかな〜〜〜なんて妄想しつつ、いろんなアクセサリーデザイナーさんのピアスを物色したりしています。
このあたりの話はまた次の機会にでも。
ひとまずは、ピアスホールが完成するまでまったりと過ごします!!!

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