喉がとても痛かった日々

ついにきたか〜〜〜……と思いました、喉に違和感を覚えた時に。
そしてそれが激痛に進化した時に気づきました。
オミクロン株にかかった人が口を揃えて言う、”喉がめちゃくちゃ痛い”ってこういうことかあ〜〜〜、と。
ドラマ「カルテット」での名台詞、『泣きながらご飯を食べたことがある人は、生きていけます』を思い出しつつ、泣きながら喉に沁みるご飯(白米)を飲み込んだりしましたが、まぁたぶん「カルテット」で言わんとしていることとは違うよね。
フィジカルなダメージでの涙だったからね、これはね。

そんな、喉の違和感に襲われたのが9月半ば。
翌週末には今年の私のヲタ活のハイライトと言っても過言ではない現場が2本控えている……というタイミングでした。

グレーで居たかった……

正直、新型コロナの検査を受けるのをめちゃくちゃ迷ったよね。
陽性が出たとして、現場の10日前というこのタイミングなら療養期間明けでライブに行けるはず……けど、別に検査しなくてもすぐに治りそうではあるし(根拠のない自信)、じゃあグレーのまんまで良くない?みたいな……。

葛藤をこえて検査をすることにしたのは“喉の激痛が予想以上にやばくなった”から。
市販のトローチとかでごまかしごまかし過ごしていたのが、もうどうにもならないところまできたというか……。
あのね、喉の痛みってね、ごはんを食べることが嫌になるだけじゃないの。
もうすべてが嫌になるの。
Twitter廃人だった私がTwitterをする気も失せてたくらい、気力を奪うの……。

抗原検査までの流れ

自治体サイトの新型コロナ情報のページを見ると、幸い、以前かかったことのある個人病院が新型コロナの検査も行っていたので診療予約の電話。
その電話では軽く症状&発熱の有無等を聞かれてから、そのまま診察の枠をおさえてくれました。
新型コロナの感染者数は減少傾向だったとはいえ、それでも毎日1万程度は陽性者が出ていた時期だから、それを考えるとスムーズに診療までたどりつけたんじゃないかな?と思います。

伝えられた診察時間に行くと、隔離された部屋に通されてしばし待機。
発熱はなかったものの、念の為……ということで抗原検査。
そこから15分くらい待ったのかな?
めちゃくちゃ長い待機時間に感じられたよね。
陽性だった場合の、夫や勤務先への報告文面をめちゃくちゃ考えたよね……。

さくっと話を進めると、抗原検査の結果は陰性でした!
そしてその後の診察で咽頭炎ということが判明しました!
そんなわけで抗生剤とカロナールを処方されて、終了〜〜〜。
新型コロナではなかったとはいえ、咽頭炎も感染性のものではあるし、喉を乾燥させないほうがラクだったので、家の中でもマスク生活はしばらく続けました。
いいんだよ、私はマスクをしていた方が美人に見えるのだから……。

抗生剤とトラネキサム酸(喉の荒れに効くっぽい?)は5日分、痛み止めのカロナールは5回分出してもらいましたが、カロナールは全然足りなかったね……。
しかたないので、回数に気をつけつつ買い置きしていたロキソニンやノーシンを服用しました。
ありがとう、西洋医学!あなたのおかげでスーパーウルトラしんどい難所を乗り切れました!!!

痛みでメンブレ(メンタルブレイク)

私は出産時にも助産師さんにノリツッコミができたので、痛みには強いと思っていたし、インフルエンザで39度の発熱時も家事をしていた『やる気があればなんでもできる』マインドの人間なんですが、喉の痛みがメンタルに与えるダメージはちょっとレベチすぎて……。
痛み止めが効いている時しか水分摂取ができないのは、シンプルにやばい。
干からびちゃうよ!!!!!

お水ですらがっつり沁みるわけだから、食べ物は言わずもがな。
特にお醤油やケチャップはめちゃくちゃ喉に沁みました。
喉が激痛の期間も夕飯を作る必要はあったので、味見をする必要のない料理として、餃子(市販のを焼くだけ)やコロッケ(市販のを揚げるだけ)や海鮮丼(お刺身を乗せるだけ)を出してはいたんですけど、自分が食べる時にうっかり調味料をかけすぎると喉に沁みまくって悶絶でしたね……。
コロッケはたぶん、ケチャップやソースをかけずに、冷めた状態で食べるんならそこまでダメージは大きくないんじゃないかな。
今となってはもう検証できないし、検証できる状態には二度となりたくないけどね……。

意外な話をすると、ミスドのポンデリング!
もちもちな生地が良いのか、甘さの加減か、形状のせいなのかはわからなかったんですけど、これは個人的にはかなりラクに食べられました。
クーポンが使用期限ギリだから買っただけだったのに、思わぬ救世主でした。
ただ、これ1回だけしか実験(?)できていないんですよね……。
もう少し実証が必要……。

咽頭炎ということで、炎症が起きていたのは喉の奥の部分。(扁桃炎だと、また少し場所は変わるよ)
つまり、喉の奥にヒットさせさえしなければそこまでの痛みを感じずに飲食はできるわけですよ。
それに気づいてからは人体実験気分になれたというか、試行錯誤のためにいろいろ飲んだり食べたりしてみるぞ〜、という気力がでてきました。
その頃には抗生剤のおかげで炎症がだいぶ治まってきていたのもあったしね。

最終的には、5日分の抗生物質の服用が終わる頃、喉の痛みもほぼ完治。
先述の『私的ハイライト』だったヲタ活も楽しむことができました!ありがとね!!!

まとめだよ

そんなわけで、今回の咽頭炎について軽くまとめておきます。
ここまでで全く言及してないこともたくさんあるけど、まとめだよ。

■市販薬ならトラネキサム酸が含まれたもの

ぐぐった結果、新型コロナだったとしても、それ以外の炎症だったとしてもトラネキサム酸は有効っぽかったので、まずは市販薬で「ペラックT細粒クール」を買いました。
クール感のおかげで飲みやすかったし、おいしかった(!?)けど、私が買ったものは10包しか入っていなかったので、これだけで完治を目指すには数が足りなかったかも。

ふつうのペラックT錠のほうが数が多いから良さそう。
ちなみに、のど飴もペラックのを買いました。効いたかはわからないけどおいしかったよ。

■たぶん殺菌(のどぬーるスプレー)も効いた

喉の痛みが本格化してから、買い置きしてあったのどぬーるスプレーの存在を思い出してまめにスプレーしたり、コップのお水に混ぜてうがいをしたりしましたが、これを喉の違和感が出た段階からやっておいたら酷く悪化はしなかった気がします……。
狙ったところへ撃ち込めるスプレーは正直めちゃくちゃ痛い。
ただそのぶん、スプレー後のしばらくの間は痛みの感覚が麻痺するので、この隙にお水とかを飲みました。それでも沁みるけどね。めちゃくちゃ沁みるけどね。

■痛み止めはマストだから買い置きしておこうね……

今回、序盤は買い置きしていたロキソニンS、受診後は処方されたカロナール、カロナールを飲み切った後はノーシンを服用しました。
3種を服用したトータルは1週間程度かな……。
効果としてはどれも大差がなかった感じです。
ただ、いずれも薬の効果が切れると、眠っていても目が覚めるレベルに痛かったので、痛み止めがなかったら眠れなかったと思います。
MAJIで西洋医学にKAN-SHA!!!!!

■でもたぶん一番効いたのは抗生物質

それはそう。
『この痛みはしつこくなりそう……』と思ったら病院へ行くのが一番だよ……。

■ごはんを食べるなら、痛み止めが効いている間に、冷めたものを食べる

痛み止めが効いていない状態だと飲み込めない。飲み込んだ時の痛みが怖くて飲み込めない。
おなかが減りそうな30分〜1時間程度前に痛み止めを服用して、薬が効き始めたら即食べる。これが鉄則です。
あと、熱いものは沁みます。泣きます。

■ポンデリングは食べやすい(?????)

先述の通りですが、これは一度だけの偶然かもしれないので検証が必要。
あと、オミクロンのピーク時に『喉が痛くても(バニラ)アイスは食べやすい』というツイートがバズっていた気がしますが、私はアイスは沁みました。
ただ、食べたのがバニラじゃなくて安納芋のパルムだったせいかもしれない……。
これも検証が必要な気がするけど、検証する状況にはなりたくないンだわ……。
(でも安納芋パルムは健康体の時に食べるとめちゃくちゃ美味しいよ!!!!!)

こんな感じですかね。 
まだ喉が痛い時期に結婚記念日のお祝いとしてお外ご飯の予定があって、それだけが辛かった。
予約を動かすのは難しかったから行きましたけどね……。
たぶん、カロナールを飲んでまで串焼きを食べるなんてことは今後の人生でもないと思うんですよね。
そんな、忘れがたいお祝いとともに結婚生活も15年目です。
おめでとう!ありがとう!!!
……という、いい話っぽいオチでこの記事を〆ますよ、っと。