callme live performance 『To shine』@TSUTAYA O-EAST(2015.04.18)に行ってきたよ!

さて。
ドルヲタに衝撃を与えたニュースの翌日に、このワンマンライブの記事を書いたりするわけですが。
本当は昨日か一昨日に感想を上げたかったんですよ。でもバタバタしていてタイミングを逃していたところに、あのニュース。
まだ現実として受け止めきれてないし、正直『どうなのよ』と思ってもいますが、かといってこのワンマンの素晴らしさが消えたわけでもないし、『凄い!』と思った気持ちは残しておきたいので、ありのままに綴っておこうかな、と。
『あのニュース』が何かということと、それがこのワンマンにどう繋がるのかは後述していきます。

 

 

 

「callme」とは何者なのか?

まず、callmeというのが何者なのか…というところからさくっと説明すると、avex所属のDorothy Little Happy(ドロシーリトルハッピー)という5人組からのスピンオフユニットです。
『クリエイティビティを高めるため』(だったかな。)ために、先ごろ高校を卒業したばかりのKOUMI/RUUNA/MIMORIの3人がセルフプロデュースで楽曲制作から振り付けまでを行うユニット、となっています。

callmeメンバー

18歳の女の子たちのセルフプロデュースだと侮るなかれ、楽曲派も大満足の安心安全安定クオリティ炸裂のイイキョクを繰り出してくれています。
まぁ、とりあえずはこの動画を見てみてほしいのですが。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=_P0vUG3bCr0[/youtube]

アレンジ(これはcallmeのメンバーではないです。yo-heiさんという方。)の素晴らしさもあるけれど、ベースになっているメロディラインやハモりは美しいし、耳にも残る。
作曲はMIMORIちゃんが担当しているんですが、凄い才能だと思いますよ、これ。

 

 

『デビュー1ヵ月でTSUTAYA O-EASTでワンマンやります!』『(は?)』

そんな凄いセルフプロデュースユニットのcallmeがデビュー(CDリリース)したのが3月4日。

[amazonjs asin=”B00S0BFD6W” locale=”JP” title=”To shine”]
そして、その時点で4月半ばのTSUTAYA O-EASTでのワンマンが決定していました。なお、O-EASTのキャパは1300ほどです…。
それだけの集客をできるとも思えなかったし、しかもデビュー時点で3曲しかオリジナル曲がなかったので、『あーこれ微妙かもな…。3曲をどう引き延ばしても20分いかないし、本家のドロシーの曲をカバーして尺を埋めるんだろうな…』というのを、正直、思っていました
そう思いつつもチケットをとったのは、オリジナル曲をライブ会場で聴いてみたかったから。オリジナルが3曲でも、しっかりとパフォーマンスをしてくれれば、大半はカバーでもいいや…って思ったのです。

 

 

callmeのワンマンライブ、実際のところどうだったか。

ワンマンライブの前日に『カバー曲が大半でしょ』という予想は見事に裏切られました。

新曲10曲!はんぱない!!!
うきうきしつつも、一応、『いや…でもまだ全部の曲を聴いてないから…他の全部の曲がこれまでのクオリティを下回ってる可能性はめっちゃあるから…』と考えながら、会場への道を急いだ程度にはネガティブ思考でした。
しかしそんな気持ちも裏切られることになります。
新曲10曲の内訳は、しっとり歌い上げ系あり、ごりごりロック系あり、ポップでキュート系(なのに途中から完全にフロア仕様なぐにぐになトラックに変化する)もあり…と多彩ながら、すべてがいい曲!
曲が始まるたびに『えええ!これは…イイキョク!』『ぎゃー!これもいい!』『やだもう…かっこよすぎ…』と大興奮していましたね…。

 
とりあえずここで1曲いきましょうか。
次に出るのがシングルだとしたらリード曲になるのはこれだろう、と個人的に思っている楽曲「My style」です。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=AVJwyZd-juE[/youtube]

この楽曲も含め、凄い楽曲群を1ヵ月で作って、しかもこのレベルまで仕上げてきたっていうのは感嘆しかないですよ、もう。本当にビックリする。
しかも『会場の皆さんと一緒にやりたい振り付けがあるんです』と振り付け講座をして、該当の楽曲で観客を煽る余裕まであるのが凄い。本家で場数をこなしてきたのはダテじゃないなと思いました。
楽曲の良さ、パフォーマンスへの真摯さ(これは自分の中でかなり重要な要素)、MCのこなれ感…すべてにおいて満足できたワンマンでした。
このワンマンのチケットをとった自分を全力で褒めちぎりたいと思ったライブでしたね。
なお、セトリやライブ写真などはナタリーさんに上がっている ので、気になるひとはどうぞ。
あと、ライブ直後の脳内だだもれツイート。


 

 

で、『あのニュース』。

そんな夢のようなライブの余韻が、10日ほど経ってもまださめていなかった昨日。4月28日。

『クリエイティビティを高める』、つまりいわば修行のために作られたはずのcallmeのメンバーが、本体・Dorothy Little Happyからの卒業を発表。
ちょっとこれは…どういうことなのか…。
Dorothy Little Happyをかなり熱心に追っているヲタのひとたちでさえ、この卒業に関しての背景事情がつかめずに衝撃を受けているという状態なんですよね…。
メンバーがcallmeを経て何か思うところがあって卒業を決意するに至ったのか、オトナの事情でメンバーの本意ではない卒業なのか…それがまったく見えなくて悶々とするしかないです。
悶々とする…とは言っても、私はdorothy Littele Happyもcallmeも、ミーハーDDな気持ちでちょろっと見てた程度。
かなりの思い入れと共に観てたヲタのひとたちが抱えているであろう釈然としない気持ちに比べたら、全然ラクだよなぁ…なんて思ったりもします…。

 

 

今後のDorothy Little Happyとcallmeはどうなるのかな…。
無力なドルヲタだけど、思っていることはいつもひとつ。
アイドルという職業を選んで、日々、一生懸命努力している子たちはみんなしあわせになってほしいのです。

本当に、これに尽きるんですよね。