ダメでもする。
リアルの人生に、わかりやすいフラグなんてないと思っていました。
そう、昨日までは──。
フラグ建設
先週、音ゲーをしていた私は気づいてしまったのです。
コンボがうまく続かない理由が保護フィルムにあるということに……。
そんな世界の真理に気づいてしまった私は夫に言ったのです。
『保護フィルムを貼る意味なんてあるのかな? 私、これまでスマホの画面をバキバキにしたこともないし、そんな人に会ったこともないよ。そういう人たちってどんな人生を送ってるのかな?』
と……。
事件発生
さて。
昨日の午前中は比較的すごしやすい気候でした。
『こんな時こそ買い出しチャンス!』
『あっ、そうだ、買い出しのついでにPokemon GOも進めておこう!!!』
そう思いついて勢いよくスマホを取り出した私。
そして勢いあまって空中を舞うスマホ……画面の側を下に着地したスマホ……。
うつぶせになっていたPixel 5aを拾った瞬間、
時間が 止まった 気がした。
かくして、Pixel 5aを購入して半月で、私は『画面がバキバキになってしまった側の人』へデビューしたのです。
どうするどうする?
この時点で私に与えられた選択肢は3つ。
- バキバキ画面を修理してもらう(修理費用がかかる)
- もういちどPixel 5aを買う(端末費用かかかる)
- Pixel 5aの前に使っていたPixel 3に出戻る
あとはまぁ、バキバキのまま使い続けるという選択肢もありましたね。
キー操作には支障がなかったし、基盤がやられていそうな気配もなかったので。
でも、『今はふつうにタップとかができるけど、これがいきなり使えなくなる可能性もあるよね……』と考え始めてしまったら無理だった。
一刻も早くなんらかの手を打ちたかった。
そうさ、俺はチキン野郎なんだ……。
そんなわけで、Pixelの修理をしているところを探すことに。
『正規のパーツで修理してくれる所を探せ』という夫のアドバイスを参考に探したところ、iCrackedという修理店 に行き着きました。
家の近くに店舗があったのですぐにでも向かおうとしたところ、夫からのストップが。
曰く、『パーツがない場合は修理ができないはずだから、在庫を確認してから行ったほうがいい』。
このアドバイスは正解だったわ〜。
実際、行こうとした店舗はパーツが在庫切れで、週半ばまでは対応ができない……って言われたんですよ。
そんなわけで他の店舗にも問い合わせ→そこでは在庫があるということだったので、そのまま予約を入れて伺いました!
ちなみにiCrackedは店舗間での在庫データの連携などはしていないそうなので、在庫を調べるにはお客さん自身が問い合わせるのが一番確実で早いらしいです!連携してくれ……!
そして店頭へ……
受付?にて、『〇時から予約の✕✕ですが……』というと『Pixel 5aの画面割れの方ですね』と返されて、話が早いな!という気持ちに。
そして、バキバキ画面のPixel 5aを間に挟み、料金等の確認。
修理店のお兄さん『購入はいつ頃ですか?(ちょっと笑ってる)』
私『あの……半月くらい前ですね……(笑うしかなくて笑ってる)』
お兄さん『ですよね……フフッ』
というようなほっこり会話もありました。(Pixel 5aが出たのは8月末頃です)(でも画面割れは私が二人目だったらしいよ!)
そのあと、修理店のおにいさんはバキバキPixel 5aでQRコードを読んで、確認用サイト?にて動作確認。
着信音を鳴らしてみたり、画面を全面なぞってみて認識してるか確認してみたりしてたようです。
なお、こういった動作確認の前には、そのつど『今から〇〇を行いますが、良いですか?』という確認が入りました。
運命のジャッジ
一連の動作確認の結果、ダメージを受けているのは画面だけで基盤には問題ない、というジャッジがくだされたため、そのまま修理をお願いすることに。
ここでは『対面修理』というものをしているとのことで、わっくわくしながら『修理を見たいです!!!』と言ったんですが、画面割れの修理は、はじめの10分程度は画面を暖める必要があるため『何も起こらないです』と返されてしまいました。しょんぼり。
私『じゃあ少し席を外して30分後くらいに戻ってくればハイライトあたりを見られますかね?』
お兄さん『うーん、それだと終了直前でしょうね』
私『じゃあ15分後くらいなら……?』
お兄さん『ドリブルしてるくらいですかね』
ドリブル……うん……なんかちょっとよく分からないけど、間をとって20分後くらいにもどってくるか……そう考えた私が愚かでした……。
20分後にお店に戻った時、お兄さんはちょうど画面をはめているところで、私に気づくと『あと20秒早かったら、中を見てもらえたんですけど』と笑顔で言ってくれたのでした……。
終わったものはしゃーない……しゃーないけど、早すぎない……?
バキバキ画面の修理って、そんな数分で終わるんだ……?
店頭FAQ
その後は、交換した画面を拭いたりしているお兄さんへの質問タイム。
買って半月で画面バキバキにしたのはさすがにへこんだんですけど、画面修理してもらったことによって色々と話を聞けたのは良かったかな。(良かったと思わないとやってられない)
アンチ保護フィルム派となってしまった私が、『保護フィルムを貼ってたけど、フィルムの内側も割れてしまったから、フィルムって意味あるのかな?と思ったんですけど……』と訊くと、『フィルムはあくまで表面を守るためのもの。今回は角から割れてしまったから中も割れた。こういう割れ方を防ぐにはフィルムよりもケースのほうが有効』との回答でした。
帰路でスマホケースをポチりました。
あと、『記念に割れた画面を持ち帰りたいです!』と言ってみたところ、『Googleに送らなきゃいけないので渡せないんです』とのこと。
ただ、写真はOKとのことだったので撮ってきました!
ハッハー!ばっきばきだぜ!!!
結論:所要時間とか費用とか
修理の所要時間は1時間程度。
金額は18,000円弱でした。
aが付くシリーズは割れやすいかわりに修理もしやすいつくりっぽいので、画面修理の費用はaが付かないシリーズと比べるとだいぶ安かったです。
ただ、Pixel 5についてはaと似たようなつくりらしいので、割れやすいかわりに費用は抑えめっぽい。
(ただし、Pixel 5には5aには付いてないスピーカーが付いてるから、そのぶん少しだけ価格は上がるとのこと)
iCrackedのサイトで修理費用は明記されてるから 必要に迫られている人はそちらで御確認ください!
なお、私はPixel修理で伺いましたが、iPhoneの修理もばりばりにやってるっぽい。(まぁそりゃあ、店名から推測できるよね……)
Google Mapのクチコミを見る感じ、バッテリー交換をするひとがけっこう多そうな印象でした。
そんなわけで、購入から半月で画面バキバキになった私のPixel 5aは、無事、元気に動くようになってくれました。
この経験が誰かの役に立つように、記事として上げておきます!
バキバキ画面を見た時は超へこんだけどね!!!
涙の数だけ強くなれるよ……!!!!!