「ひなフェス 2016（3月19日 昼公演）」の想い出

mica ライブのレポート

この前、社内チャットで仲良し女子さんに聞かれました。
『○○さんは、地下アイドルにしか萌えないんですか？』

 

ひなフェス たのしかったなー！

 

 

そんなことないです！！！
Faint⋆StarのYURIAちゃんが好みすぎて比重はそっちのほうが重くなっているけど、今だってハロプロもめちゃめちゃ好きです！！！！！

 

 

そんなことを即答して若干ひかれたりした私ですが、実際のところハロプロ現場は長らく行けてなかったので、この前の3月19日に久々に突撃してきました。
「ひなフェス」という、現役ハロメンオールスターズ的なイベントに。
ちなみに、19日の昼／夜＆20日の昼／夜という全4回の公演になりますが、各回でfeatしているグループがあります。
私が行った19日昼公演は「モーニング娘。 ’16」をfeatしている回となっていました。

 

 

すでに10日以上経っているので、アラフォーの脳味噌からは記憶がぽろぽろとこぼれ落ちまくっているのですが、まとめサイト のセトリを元につらつらと感想でも書いてみようと思います。
やっぱりハロプロって楽しいよね…。（凡庸な感想）
楽しすぎてこのエントリ、めっちゃ長くなっちゃったよね…。（6000字超）

 

 

覚悟ができた方は、さあどうぞ。

 

 

モーニング娘。 ’16

娘。をナマで見るのなんて数年ぶりってレベルだと思います。
つまり、今の娘。メンはみんな初見でした。
ビジュアルでいけば 尾形さん が好きかな？と思っていましたが、実際に目で追っていたのは 小田さくらちゃん と 佐藤優樹ちゃん でしたね。
小田ちゃんは歌唱力の凄さもあるんですけど、ああいう中身がしっかりしてそうな優等生キャラっていうのがそもそも自分の好みなのかなぁ、と。
あとは、派手すぎずに女らしいダンスパフォーマンスも好きだと思いました。
佐藤さんは圧倒的なリズム感の良さが気持ちよかったですねー。
プロポーションも、細すぎず太すぎずで良いです。
尾形さんにハマりきれなかったのは、

ここに尽きる。

 

 

全体のパフォーマンスは…うーん……もう少し全体的に底上げされてほしいなー、ってのが正直なところ。
前半では特にそれを思いました。
ただ、後半は個人的にアガる曲（「SEXY BOY」とか「雨のちスキ」とか「What is Love」とか）ばかりだったし、メンバーのあおりかたも上手くてめちゃめちゃ楽しくなっていたのでパフォーマンスレベルが云々みたいなことは、頭の中から飛んでいましたね。
要するに現場が楽しければいいんだよね！ハロプロたのしー！！アイドルさいこー！！！みたいな。
まぁ、そんな中でも『12期（尾形／野中／牧野／羽賀）には、もっと歌割があってもいいんじゃないの？』みたいなことは思いましたけどね。

 

 

残念だったのは衣装の微妙さかなぁ。安っぽすぎた。あの素材で、なんであの色をセレクトするの！？っていう…。
ハロの衣装は基本的にださいと分かっているし、諦めてはいるんですけど、モーニング娘。がfeatされる回くらい、もっとどうにかならなかったのかな…という感想。
他のグループはかわいかったりもしたし…。

 

 

ハロプロ研修生

『あ〜かわいいな〜』くらいの感想しかなかったかな…。
たぶん、研修生の顔と名前があるていど一致しているひとには楽しかったと思うんですけど、私はぜんぜん分からないから…。
レモンイエローの衣装を着ている2人が好みだったかも？と思いましたが、ひなフェス終了時には顔を忘れてしまっていたので捜索もできず。

 

 

つばきファクトリー

私的『これを見に来た』グループ その1。
歌唱やダンスは、現ハロプログループの中ではいちばん残念だと思っていますが、なんといっても ビジュアルがめちゃくちゃいい…。（サイトの写真だと『そうなのかな…？』となるかもしれませんが、実際、みんなめちゃくちゃかわいいです）
しかし、懐メロカバーをやったかと思えば童謡をぶっこみ、そこからバキバキEDMを繰り出してきたりして、良く言えば『振り幅が広い』。悪く言えば『何がしたいのかわからない』。

パフォーマンスレベルは低めだとはいえ、結成時からの伸び率はものすごいと思うので、関わっている大人たちはこの逸材たちをしっかりと伸ばしてあげてほしいです…。

 

 

カントリー・ガールズ

もともと『 稲場さん かわいいな〜〜〜』とか『PM（プレイングマネージャー）としてバックに嗣永桃子さんがいるのは強力すぎる…！』などと思っていたグループで、機会があれば見たいなーと思っていました。
その気持ちは即戦力な新メンバーの船木さん、梁川さんが増えたことで強くなっていたので、このひなフェスで見ることができて良かったです。
嗣永さんの指導に拠るところが大きいと思うんですけど、見せ方がとても上手くて完成されている…というイメージを持ちました。

 

 

そして、船木さん のオールラウンダーっぷり が凄い。
歌良し、ダンス良し、ビジュアル良し。
何かの歌の途中で立ち位置を間違えてたっぽかったんですが、そこからの立て直し（体勢と、メンタルも？）が早かったのには感心しました…！
13歳でこのポテンシャルってどうよ。すごすぎじゃないの。

 

 

Juice=Juice （NEXT YOU）

ドラマ「武道館」の設定に合わせて、Juice=Juiceの5人はNEXT YOU名義で出演。
自己紹介も役名でやっていたのには『ほほう…』となりました。
Juice=Juiceの楽曲を見たかった気持ちは多少はありましたが、NEXT YOUとしての5人は期間限定だし、今後のひなフェスやハロコンなどでも見ることはできないレア物だろうなー、と思ったら、これはこれで楽しめました。
このグループは実力もしっかりあって安心して見ていられるんですけど、ただ、金澤さんに関しては『子宮内膜症の調子はどうかな…がっつり踊ってるけど平気かな…』みたいなハラハラ感がありましたね…。何事もなかったけど。

 

 

NEXT YOUとしての出演時はピンクチェックの衣装（初期スマイレージみたいな）で、モーニング娘。のカバー（カントリー・ガールズと共に「愛の軍団」）を披露する時にはふわっふわの白衣装に着替えてたのが良かったなー。
かわいいし、歌えるしで文句ないグループです。もう少し売れてもいいよね…。

 

 

アンジュルム

私的『これを見に来た』グループ その2。
いきなりの新曲披露からスタートしましたが、とにかく熱量が凄い。1 shot 1 killの空気。
みんな歌えて、みんなガッツリ踊れる…っていうのはやっぱりいいもんだな〜と思いました。
加入時に『大丈夫か…？』と思っていた 相川さん も他メンとひけをとらないレベルになってきているな、と。
あとは新メンの上國料ちゃんも、すでに堂々としたパフォーマンスをしていて、しっかり歌割があるグループは成長も早いんだなぁ、と改めて感じました。

 

 

新曲はEDM系でラップも入ります。
スマイレージ時代の「ええか！？」にもラップ（？）はありましたが、このファニーなラップとは完全に別物で「次々続々」はひたすらかっこいいラップというかんじ。（どっちのテイストも好きです）
今春に卒業を控える めいめい がセンターで、歌詞も彼女のことを歌っているのかなぁ…と思う部分が多々。

この曲を歌っている時のめいめいの表情、とっても良かったな。

 

 

それから、この回のアンジュルムについて何よりも言及したいと思ったのは、モーニング娘。の「シャボン玉」のカバー。
まさか、ひなフェスで
＼愛するひとは〜／
＼めいみだけ〜〜〜！／
をできると思わなかったよ…。（「シャボン玉」歌い出しでおなじみのコールで、歌っているひとの名前を呼びます）（このカバーではめいめいが歌い出しを担ったので、このコールができました！！！）
そこからして大興奮だったのに、本篇も見事にカバーされていたのに加え、中盤のセリフは関西出身の中西さんが関西弁で喋るというアレンジ。
ちょっとこの「シャボン玉」は素晴らしすぎましたね…。
映像として残されてほしいです。無理だったら、せめて音源だけでも…。

 

 

℃-ute

昔は大好きだった℃-uteですが、長く見てきたゆえに最近は完全に飽きていました。
そして、このひなフェスでも『℃か〜。見るのは見るけど〜。さほどテンション上がらないかも〜』などと思っていたのです。

 

 

良い意味で、完全に裏切られたわ。

 

 

楽曲については、どんなにｲｲｷｮｸｲｲｷｮｸ言っていても、実際に聴いてもらわないことには伝わらないと思うので、ひとまず以下の動画を見てください。
スタートして40秒のところからこのｲｲｷｮｸのMVが始まります。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=_x6IzhQyzE0[/youtube]

スウィングジャズよりも踊れるかんじだから エレクトロスウィング というジャンルに近いのかも？
楽曲自体の良さに加えて、ものすごく今の℃-uteの雰囲気にしっくりときていて、特に鈴木さんの艶のある歌声がマッチしている素晴らしさ。
（てゆか、鈴木さん、いつの間にこんな艶を含んだ歌声になってたの…？）
間奏にタップの振りが入っていたり、クラシックな香りをまとったダンスもとても良いです。
このダンス、技術が前面に出ているわけじゃないけど、なにげに難易度は高いと思うんですよね。基礎がしっかりとできているこの5人だから軽々とこなしているように見えるんですけど。
そんでもって衣装もめちゃくちゃいい。

 

 

新曲で完全に心奪われましたね…。
だから、次の曲が「中間管理職」（あんまり好きじゃない）でもテンションは下がらなかったし、『あああ…℃に出戻りってのもありかなぁ………』とか思ってましたよね。
ひなフェスでの（この回での？）披露はなかったけど、「何故 人は争うんだろう？」もなかなかに良曲だし、とりあえず4月20日リリースのCDは購入予定です。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=GTD_k15LJDE[/youtube]

衣装は完全に矢島美容室だけど（メンバーに矢島がいるだけに）いいよ。かわいいよ。出戻るよ。

 

 

こぶしファクトリー

見ていていちばん面白かったグループでした。
若さにまかせた勢いと、売れている自信でのキラキラ感、そして研修生時代に培ったパフォーマンス能力のトリプルコンボでぐいぐい押してくる かんじ。
楽曲もキャッチーだったり、インパクトあったりで耳にすごく残るんですよね。
正直、ナマで見るまではさほど興味はなかったんですが、ナマで見たあとは『人気が出るのも分かるわ〜』ってなりましたね。

KANのカバーのこの曲、ほんと好き。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=s2XR65k3ptc[/youtube]

 

 

高木紗友希（ソロ）

Juice=Juiceの歌唱を担う高木さんのソロ。
私的『これを見に来た』グループ その3。（グループじゃないけど）
選曲は「リゾナントブルー」。

この曲を好きな娘。ヲタやハロヲタって多いと思うし、私もそんなひとりだったりします。
フェイクもがんがん入るし、色気も滲ませなきゃいけない…というテクニックだけではこなせない難曲で『歌唱力に定評のある高木さんでも厳しかろう…』と思っていたんですが………いやー、上手かったわ。
全編を高橋愛ちゃんのクオリティで歌っているかんじ。ひとりで。
ステージの右端から左端までけっこうなスピードで移動しながら歌ってたのに、声がブレたり息が上がってたりしていないのも凄かったです。
高木さん、痩せてマリオネットラインが消えたせいでかわいさアップしたし、自分の中でのハロプロ好き好きメン番付でぐいぐい昇格してますね…。

 

 

trugranful（シャッフルユニットでメンバーは田村芽実／宮本佳林／中西香菜）

私的『これを見に来た』グループ その4であり、いちばんの目的です。
くじ引きで決まるシャッフルユニットで、めいめいと佳林ちゃんが一緒になったと聞いて『行かなきゃ…！行かないと死ぬまで後悔する…！』と全力投球でチケット取りました。
このふたりが一緒に歌うのを、私はどうしてもナマで見たかったのです。
それぞれ別々のグループで期待をかけられて頑張るふたり。
パフォーマンスの素晴らしさのベクトルは違うものの、努力と根性でスキルを磨いてきたこのふたりが一緒に歌うのをどうしても見たかったのです。
中西さんの声質も好きですし。

 

 

そんな3人の選曲は「恋愛戦隊シツレンジャー」。
後藤真希／松浦亜弥／安倍なつみの3人のユニット・後浦なつみの2004年の楽曲です。
ザ・つんくってかんじの曲です。気になるひとはぐぐってね。
私も含め、ヲタ達の盛り上がりはハンパなかった…！

 

 

アンジュルム本体では、ヲタが言うところの『説教ソング』なゴリゴリっとした曲ばかりだったので、「シツレンジャー」でキュートさ溢れるめいめい＆中西さんを見られたことにめちゃめちゃ満足 しましたね。
選曲が本人たちなのか、事務所なのか、もしかしてのつんくさんなのか、それは分かりませんが、とにかくグッジョブって言いたい。何度でも言いたい。
衣装もワンピでかわいかったです。

 

 

これで全てのグループに言及できたかな？
実はひなフェスは初めてだったんですけど、すごく楽しかったです。
ちなみに席はファミリー席（公演の間は着席していなきゃいけない席。もちろんヲタ芸やフリコピなどはできません）で、前方のブロック（そして下手側）だったので座席でのストレスもありませんでした。
下手側に来てくれたメンバーなら、オペラグラスなしで顔が認識できるくらいの近さだったんです。めいめいとかは舐めるように見ましたね…。かわいかったね………。

 

 

めいめいは今春（5月末）で卒業してしまうけど、来年もシャッフルユニットの組み合わせによっては、ひなフェスにまた行きたいなー…と思いました。
今回のひなフェスで、特に『推しです！』と言えるようなメンバーがいなくても、私、基本的にハロプロのみんなが好きなんだろうな（いわゆるハロDDですね）…って気づきましたね。
やはりハロプロというのは偉大ですね。