もうすぐ不惑を迎えるというのに、人生が定まらなかったのです。
そして、眉毛も定まらなかったのです。
…ということは。
『眉毛が定まれば人生も定るのでは!?(ピコーン)』と思い立ち、アナスタシアに行ってきました。
私と同世代のひとならご存知の方も多いのではないでしょうか。
10年ほど前の、細眉ブームの頃に日本上陸した眉毛サロンの「アナスタシア」。
眉毛にコンプレックスを持つ私は、当時から『気になるな〜、行きたいな〜』と思っていたのですが、いかんせん予約がぜんっぜんとれなかった!!!!!
そして、予約がとれないうちに興味が別のことに移ってしまったのですね。
そんなアナスタシアに、10年弱を経た今、予約を入れることになるとは…。
…というか、ぶっちゃけアナスタシアって一過性のブームで、すぐに日本から撤退すると思っていたんですよ。
でも、撤退どころか、いまだに 平日でも予約をとりにくい状態 でした。
眉というパーツを重視しているひとは多い、ということか。当然か。
とりあえず見て
アナスタシアについての詳しいことは オフィシャルサイト を見ていただくとして。
ざっくりと説明すると、ハリウッドセレブたちの眉を『パーフェクトアーチ』に整えてきた眉毛専門のサロンです。
まぁ、パーフェクトアーチに限らないんですけどね。
いろいろ文章を重ねるよりも、アナスタシアの企画サイト?っぽい「100人100眉」というサイトを見てもらうほうが分かりやすいかも。
私はこれを見て、アナスタシアに行く最終決断をしたので。
眉の森林保全
なお、アナスタシアに行く半月ほど前からは 眉まわりのお手入れはご法度 。
アナスタシアでは不要な毛をワックス脱毛するため、脱毛できるくらいの長さまで伸ばす必要があるのです…。
これほんとつらかった……………。
基本的に前髪なしのヘアスタイルを信条にしていますが、森林保全状態で伸びっぱなしの眉毛を隠すためだけに『前髪をつくりたい…!』って思ったほどにつらかったです。
でもね、ここさえ乗り切ればアナスタシアの8割は終わったようなもんだからね。
施術の流れ at アナスタシア
そんなわけで、予約の電話を入れてから施術までの2週間を耐え切った私。
ついに施術日となり、都下某所のアナスタシアへ向かいました。
ちなみに、眉メイクはしても、しなくてもどちらでも良いらしかったので私はしませんでした。なんならアイメイクも全然しなかった。目力が死んでた。
アナスタシアでの流れは
- 受付でカルテ記入(ワックス脱毛の経験の有無とかを書いたような)&簡単な説明を受ける
- カーテンで仕切られた個室へ案内され、担当していただく方から施術の流れが説明される
- なりたい眉についてヒアリングされる&どんな眉に仕上がるかを実際に描いて説明される
- ワックス脱毛!!!!!
- 毛抜きによる脱毛!!!!!
- 脱毛して形が整った状態の眉を鏡で確認→担当さんが片方の眉をアイブロウパウダーで仕上げてくれる→残った方の眉を担当さんにフォローされながら自分で仕上げる
- 担当さんがアイブロウペンシル、アイブロウジェル、眉まわり用のコンシーラーなどで両眉とも仕上げてくれる
- やったー!できたよー!!!(そしてお会計)
というかんじです。
最初の受付から、お会計までは1時間程度だった記憶。
各工程での所感とか
3の工程では、最終形態の眉毛をめっちゃくっきりはっきりと描かれ『私はゴルゴになってしまうのでは…』と不安になったりもするんですが、最終的にはちょうど良い眉毛に仕上げてくれるので大丈夫です。
4、5は脱毛なのでやっぱりそこそこ痛いです。4はシートでビリっとはがすので一瞬なんですけど、5は担当さんが1本1本を毛抜きで抜いてくれるので、そのじわじわ感がつらかった です。
正直、泣いた。
でも、おしゃれは我慢ってピーコも言ってたもんね…。
そんな我慢の甲斐あって、6の工程では美しい眉のじぶんと出会えました。
アナスタシアは 本人の希望を聞きつつ、もともとの眉毛のはえかたや骨格に合わせた形の眉に整えるのが基本 なよう。
まぁ、個人差はあるとは思うんですが、あるていどの眉毛の量があるひとなら脱毛が終わった6の時点で、かなり整った眉毛になっている のではないかという気がしました。
我流で眉を整えていたときは『眉毛ぜんぜん足りない!私の眉尻どこ!?』って思ってたんですけど、アナスタシアで整えて以降は眉毛を足りないと思うことが皆無。
『知的な眉』に見せるために眉尻を足してはいるものの、正直、描き足さなくってもいいかな〜、と毎朝思ってますからね…。
施術中やお会計時の押し売りはあるのか?
眉の描き足し工程ではアナスタシアの商品を使いながら、担当さんにレクチャーしてもらいます。
いろいろとアイテムはあったんですが、なかでもアイブロウパウダーがあまりにも使いやすくて即決で購入しました。
ここで、アイブロウブラシの使い方もしっかり教えてもらえます。
これまでは『ブラシで眉毛を描くなんて無理だよ〜。ペンシルしか信じられないよ〜』と言って、何分もかけて眉を描いていた自分が、今はアイブロウパウダーをメインに使って30秒程度で眉メイクを完了しているという事実。
そ先述の通り、骨格やはえかたに合わせた眉をつくってくれることもあって『眉メイクが落ちても大丈夫!』って思えるのも心強さ&時短につながっています。
まぢアナスタシア様様だょ………(σ。ゝω・)σ
担当される方にもよるのかもしれないですが、しつこく商品を勧められることはなかったです。
アイテムに関しては、使いながら軽く説明してくれる程度。
オプションの施術については『してみます〜?』的な軽さで勧められる程度です。
料金加算の指名制度とかもないみたいなので、ノルマ的なものはそんなに厳しくないのかな?と思いました。(余計なお世話ですね………)
そしてお会計へ………
お会計は、眉を整えてもらう料金 4,800円+アイブロウパウダー 3,200円 (+税金)で8000円半ばほど。
事前に分かっていた料金だし、キャンペーンで鼻周りのケアもしてもらえたし、仕上がりに満足もしたけれど、『高い…』と思ってしまったのは事実。
ただ、その後の眉メイクのラクさを考えると妥当な金額だとも思える のですけども。
でもでも、この美麗な眉をキープするためには月イチで通うのが理想的なペースらしいので、『毎月5,000円…』と考えると、やっぱり、意識の低い主婦である私にはちょっと贅沢かな〜、とも思いますね…。
ぶっちゃけ、その金額で何回ソシャゲのガチャをまわせるかt(ry
そんなわけで、去年の暮れ頃にアナスタシアを初☆体☆験して以降、2回目の来店は叶っていません。
この半年弱で転職2回して経済状態めっちゃ不安定でしたし…。(このあたりはまた別のおはなし………)
でもいまだに整えてもらった眉の輪郭も7割程度は残ってるし、おかげで眉メイクがラクだし、なによりもアナスタシアで購入したアイブロウパウダーの使い勝手の良さに毎回感動してるし………やっぱり、また行きたいなー、とは思っています。
ひとまず、じぶんの眉のビフォーアフターを載せますね…。
参考になるか分からない画質でごめんですけどね………。
アナスタシア、それは、冴えないメイク下手なアラフォーにも優しい眉の女神が半年経ってもまだ醒めない魔法をかけてくれる場所でした。
気になっているひとは、このエントリに背中をどつかれたと思って、いますぐに予約の電話をすればいいと思います。
早めに行動しないと、予約はなかなか取れないぞ!!!!!